しかしもう、笑っちゃうくらいに毎日「食品偽装」のニュースでいっぱいですね。
何だかこうなってくると、本当に美味しいものって、何？、といいたくなってしまいます。
少なからず、みんな「ま、コレで良いか」という表現はあるのでしょうが、「車エビ」と書いて別のエビを使ったり、「自家製」と書いてあるのに実際には業者から仕入れていたり・・・と。
偽装を書き出すと、枚挙に暇がありませんね。
芝エビや車エビだと思っていたら、バナメイエビやブラックタイガーだった・・・
それで美味しいんだったら、はじめから芝エビって必要ないんじゃないか？、なんて。
「高価なもの」というイメージで、なんとなく美味しいような気がしているだけじゃないのかな。
トリュフやキャビアって、少ししか捕れないから高額ですし、みんな「美味しいね」って言うのかも知れませんけど、あれ、いくらでも大量に捕れて、ものすごく安いものだったとしたら・・・今と同じように「美味しいね」というのでしょうか。
つまり「美味しいから高額」なのではなく、「希少価値があるから高額」なのであり、「高額だから美味しい」訳ではないって事ですね。
吉野家の牛丼は高額で貴重な和牛より、アメリカ牛の方が合っているような気がしますし。
つまりつまり。
レストランやホテルなど、食事を提供される方は、「コレは美味しいぞ」と自信があるものを提供しているつもりだったら、ヘンに食材名や情報に頼るんじゃない、ってこと。
ワタシは「車エビは美味しいな」ではなく、「ブラックタイガーもプロが調理するとこんなに美味しいんだね」と、感動したいと思います。
供給側の皆さん、こちらは食べたいものを選んで食べますので、内容を正直に書いていただけることを希望、です。
