元旦に初日の出を見に行こうかなぁと思ったのですが、紅白も見るだろうし、行く年来る年も見るし、その後の番組も見たいなぁと思うので、断念。
録画してみれば良いだろうって?
「もうすぐ2013年も終わります!!」なんて放送を、お正月に見た所で拍子抜けですからね。
それこそ季節感がありません。
「ナウ」なものは「今でしょ」です。
そんなわけで、初日の出は断念。
でも「日の出を見る」っていうのは結構気合いを入れて起きなければ見られないですし、子供のうちからそういうのを見せてあげても良いなぁと思い、今日、子供を連れて山の上から日の出を見てきました。
「山の上」といっても、車で頂上付近まで上れる所です。
「山の上」といっても、うちから10分くらいです。
「山の上」といっても、ある意味公園のような所です。
しかし、山は山ですし。
高い所から眼下に広がる我が街は、夜明け前には街灯が輝き、電車もライトをつけて無人ホームに滑り込む姿が見て取れました。
うちには4人の子供がいますが、「日の出を見に行こう」と言ってついてきたのは、2番目の次男ひとり。
長男も行くと言っていたのですが、いざ、朝になると「眠い」と。
それでもゼロよりは良いからと、次男と2人で厚着をして出かけました。
夜明けはおよそ7時。
6時40分くらいには山の上に到着しましたが、空はすでに薄明かりが差していました。
元旦でもないので、日の出を見に来る人なんていないだろうと思ったら、4、5人が歩いていました。
なんでも「毎日夜明け前に散歩している」ご近所さんなのだそうです。
「あと7分ぐらいだよ」と、すれ違いざまに教えてくれるオジさん。
まわりはすでに結構明るかったので、このまま朝になっちゃうんじゃないかなぁと思ったのですが、どうしてどうして。
7時くらいには、ちゃんと日が昇りました。
マンガみたいに、ホントに山の間から顔お出し、ゆっくりと登ってきます。
「きっとこうだろう」と想像していたとおりなのですが、それでも嬉しいものですね。
次男も「へぇ」と言っていましたが、意外とこういうのって、心に残るものだったりするんじゃないかなぁ、と。
そう感じてもらえたら、嬉しい限りなんですけどね。
次男は小学校5年生です。