舛添要一、都知事

本日2月9日、東京都知事選挙が行われ、自民党、公明党が支持する舛添要一さんが当選しました。

ワタシは都民ではありませんので、選挙権はありません。

しかし東京は首都ですし、我が家は田舎でも一応「関東」ですから。

関心を持って、報道を見守っていました。

ワタシ、カミさんに「どうせ8時になると同時に“当確が出ました”っていうぞ」といっていたんですけど・・・ホントにそうなってましたね。

下馬評通りというか、ナンというか。

で、今回の都知事選について、選挙権のないワタシの庶民的な感想。

舛添さん、良い事言っているんですよ。根拠があるのかどうかはともかく、聞こえの良い言葉を発してはいるんです。が・・・

まず、16人も立候補したのに、テレビや新聞で報じられるのがほとんど舛添、細川、宇都宮、田母神の4氏であった事は、いかがなモノか、と思う訳です。

有権者は16人の中から選ぶんですよ。

どうして新聞やテレビは「この4人から選んでね」といったスタンスなんでしょう?

ちょっと変わった路線の家入、中松、赤坂あたりは、何だか面白半分に紹介されたようにも見えましたが、それでも名前が出るだけマシで。

それ以外の9人に関しては、ワタシは名前も知りません。

これなら、マスコミの悪いところを追求するような事をいう候補者は、「存在しないモノ」とされてしまいそうです。

しかしそれ以上気になった事は、「事前調査」という存在です。

そりゃワタシだって、舛添さんが「自民党、公明党が支持」と言われれば、ああ、ほとんどこの人で決まりだなって思うわけですよ。

それでも、他の候補者の話をちゃんと聞くと、皆さんそれぞれ良い事を言っているわけですよね。

それぞれの話を聞いて、有権者は自分の中でかみ砕いて、「うーん、今回は誰に投票しようかなぁ」と考えるわけです。

例えば。例えばですよ。

ワタシが「よし、舛添さんじゃなくて、細川さんに投票しよう」と考えたとします。

でもテレビや新聞の報道は「圧倒的に舛添さんが有利ですよ」っていう報道であふれています。

過去の投票率なんかから計算しても、よっぽどの事が無い限り、舛添さん以外の人が当選する目はないだろうなぁと。素人のワタシだって思う訳です。

だってテレビや新聞だって、投票前から「舛添さんで決まりそうだよね」って話ばっかり報道しているんですもん。

ああいう話を毎日毎日テレビで流していたら、「オレは細川さんに入れたいと思っていたけど、どう転んでも舛添さんで決まりっぽいから・・・選挙、行かない」って思ってしまいそう。

まだきちんとした数字は出ていないのですが、投票率はとってもとっても低いですよね、今回。

確かに昨日、20年に1度の大雪でしたけど、今日はめっちゃ晴天で暖かく、みるみるうちに雪が溶けていったじゃないですか。

投票、行けましたよね。

今日予定があった人も、事前投票できましたよね。

雪の影響がゼロとは言いませんが、これだけ投票率が低いのは「どうせ舛添さんなんでしょ?」という、ある種の悲壮感というか、嘆きというか。

自民党と公明党が支持する候補者以外に投票しようとしていた人が、事前に「飽きれて投票所に行かなくなるような報道」ばかりが目に付きました。

少なくてもワタシには、マスコミの皆さんは舛添さんに投票して欲しいのね、って見えました。

その結果が、8時ちょうどに当確。

世の中、そういうモノなんですかね。

とりあえず、東京都民は「民意の声」として「原発再開と新規着工を承認する」事がはっきりしてしまった訳です。舛添さんは「原発反対」ではありません。

言い訳できません。これで原発は再開されます。

だって都民がそれを望んでいると。明確になってしまった訳ですから。

あと、舛添さんって外国人参政権に容認派ですし、帰化条件を緩和することに前向きなんですよね。

昔からそう言っていましたし。

ワタシなんてもう、この1点のみで不支持なんですが。

もしかしたらこれで、ホントに外国人に参政権が与えられるかも知れませんね。都議会選挙あたりで。

「それが都民の声ですから」って言われたら、はい、それまで。

なんだか考えちゃうなぁ。

ま、とりあえずしっかりと、これからの都知事の行動を見守っていきましょうよ、都民の皆さん。

幸福の科学出版・・・

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