栃木県宇都宮市にあるラジオ局「栃木放送」は、開局50周年を記念し、栃木県内の小学校にラジオを200台寄贈したそうです。
50周年記念の社会貢献事業って事ですね。
たかがラジオ、されどラジオ。
ワタシのように朝から晩までラジオな人にとっては、ラジオが少しでも多くの人に届けられるというのは、とても嬉しい限りなのであります。
しかし、栃木県内の公立小学校は386校なので、今回行き渡るのはほぼ半数。残りは来年以降に寄贈するようです。
・・・それじゃ50周年と関係ないのでは・・・と思ってしまいましたが、まぁそれはご愛敬。
寄贈されるラジオは手巻きの充電式。
停電でも、電池がなくてもかかります。
手巻き式のラジオだったら、おそらくLEDライトなんかも付いているんじゃないのかな?
手巻きするとラジオがかかって照明が灯り、懐中電灯にもなる。
うん、いいね。
ワタシ、東日本大震災の時には小学校の職員室にいました。
職員室にあるサーバーのメンテナンスをしていたんですよね。
そこで停電。
何がどうなっているのか心配してラジオをかけようとしたのですが、学校内にラジオはひとつもありませんでした。
正確に言うとラジカセが1台あったのですが、電池が無く・・・役立たずでした。
サーバー用の無停電電源装置はサーバーをシャットダウンさせるだけで精一杯電力を放出してしまっていましたし。
電話も何にも通じませんし。
やっぱり、十分な電池とラジオ、もしくは手回しラジオが必要だなって思ったんですよね。
そういえば、この栃木放送は中波です。
つまりAMラジオですね。
この寄付されたラジオは、果たしてFMも入るのでしょうか・・・