今年は「異常気象」といわれるほど大雪が降った訳ですが。
ゴルフ場に勤めている人から、その対策を聞きました。
ゴルフ場って起伏に富んでいたとしても、ほとんどが「緩やかな傾斜」で「真っ平ら」じゃないですか。
つまり雪が積もってしまうと、みんな均一に、すべてが埋まってしまうんですよね。
しかも均一の厚みですべてが覆われてしまう事から、中々溶けないのだそうです。
ホラ、雪の日って道路のようなみんなが通る所は溶けるけど、畑や田んぼのような平らでみんなが足を踏み入れない所って、日なたでも中々溶けないじゃないですか。
ああいうことだそうです。
で。
ワタシが聞いた話。
「ゴルフ場では雪が積もると、手の空いたスタッフ総出で、とにかく雪の上を「歩く」のだ」とのこと。
一面の銀世界の上を歩くと、そこに「足跡」という名の「くぼみ」が出来ます。
そのくぼみから、雪が溶けていくのだそうです。
平らのままでは何日も溶けない雪が、足跡のくぼみからはみるみる溶けていく。
なるほど。
生活の知恵。ですね。