年度末で。
消費税8%への増税前で。
WindowsXPサポート終了までカウントダウンとなった今日この頃。
公共機関との取引が沢山ある我が社としては、年末年始より忙しいのが、この「年度末」なのです。
慌ただしく毎日が過ぎていく中、本日は3月11日。
あの東日本大震災から、3年が経ちました。
あの日、ワタシはパソコンのメンテナンスで、小学校の職員室にいました。
職員室でサーバーを設定しているときにやって来た、大地震。
職員室の先生方や、教室にいた児童の皆さんと一緒に、校庭に避難しました。
あれから3年か・・・
早いモノです。
そして今日。
たまたま今日も、小学校をあちこち回っていました。
そしてある小学校に沢山のプリンタ用インクを届けたとき、ちょうど「あの日から3年目」を迎えました。
職員室では、先生が校内放送のスイッチを入れ、今日があの日から3年目である事と、その時間がちょうど今である事を、告げました。
そして、1分間の黙祷。
きっとこの瞬間、全国で沢山の人が、黙祷しているのでしょう。
たまたまそこに居合わせただけのワタシは特に関係ないのですが、郷に入れば郷に従えです。
一緒に、黙祷しました。
黙祷という時を広辞苑で引いてみると、
「無言のまま心の中で祈祷する事」
と、ありました。
なるほど。
黙祷とは、単に目を閉じるだけではなく、祈祷なんですね。
加持祈祷というとまた、ちょっと違うような気がしますが、まぁ年に1度くらい、たとえ1分でも、あの日にどんな事があったのか。
思い出す時があっても、良いのかも知れないな、と。
そう感じたのでありました。