NTTドコモが新料金プラン「カケホーダイ」を発表しました。
この安直な名前が、ドコモっぽくて良いと思います。
月々2700円払うと、ケータイだろうと固定電話だろうと、国内の電話にはカケホーダイになるそうな。
電話料金を気にしなくてかけられるのは良いなぁ、と。
ワタシは思うのですが。
インターネットのあちこちでは、評判がよろしくないようです。
「LINEなどのパケット通話が出来るモノがあるのに、今更・・・」とか。
「パケットこそ沢山使うので、通話料ではなくパケット使い放題にしてくれ」とか。
そういう話。
とにかく、そういう「電話し放題なんていらない」というコメントが多いですね。
でもね。
ワタシとしては、電話がかけ放題になったら、わざわざ通話品質が不安定なLINEでは電話をしませんよね。
また、メールやそのためメッセージを多用するから通話はしないっていう意見。
言い分はわからないでもないですが、電話がかけ放題だったら、ちょっとした連絡もメールなどを書くのではなく、ちょこっと電話してしまいます。
絶対にその方が速いし、確実です。
仕事でもナンでも、ちょこっとメーカーや取引先に確認したい事って、沢山あるんですよ。
通話料が固定額だったら、バンバン電話しちゃうなぁ。
言い忘れや聞き忘れが心配だという事があれば、それは文章で送ればいい。
単純に「かけ放題だよ」ってなれば、今まで通話はせずに済ませてきたモノが、みんなドンドンかけちゃうと思うんですよね・・・
人的交遊が稀薄な今日この頃ですから。
そういう意味でも「会話で何かを伝えやすくなる」のは、けっこう良い事だと思います。
あと、通話とパケットだったら、パケットを使い放題にする方が、サーバーを安定して維持するのが大変なんだと思います。
Radikoなんてつなぎっぱなしですしね。
何はともあれ。
この「カケホーダイ」の結果如何では、通信のあり方がまた、変革されるかも知れないなぁ、と。
思ったりしたのでありました。