仕事の休みが平日になる事も多いので、ひとりで出かける事もしばしば、のワタシです。
どうせ行くなら知らないところに行きたいという思いが毎回あって、昔から車の中には地図が欠かせないモノとなっていました。
最近はカーナビもあるし、スマートフォンでも更新された地図をリアルタイムに見る事が出来ます。
しかし、それらを毎回見ながら思うのですが・・・
見にくいなぁ、と。
確かに、カーナビのように目的地を設定したらルートを逐次案内してくれるモノについては、筆舌に尽くしがたいほど便利です。
しかし、そのルートが「あっているのか?」、さらには「通りたい道か?」というと、地図を俯瞰で見なければ何とも判断が難しいモノになります。
え?、よくわかりません?
つまりですね。
どこどこに行きたい、という目的があるけれど、場所がよくわからない。だからカーナビで検索する。するとカーナビが良く良い道を探してくれる。その道は「最短」だったり「走りやすさ」だったり「混雑していない」だったり、色々と選択できるのかも知れませんけど、自分自身が「走っていて楽しいか?」という選択は、出来ないのです。
右のルートと左のルートがあったとする。
紙の地図だったら「右のルートは山間の景色が良い道」、左のルートは「街の中心街を通るので店舗が沢山建ち並ぶ観光地」という事をある程度把握し、その日の気分でどちらのルートを選ぶか、判断できるのではないか、と。
そう思った次第なんですね。
カーナビやスマートフォンなどのデジタル地図で拡大したり、縮小したりするのとは、またちょっと違うんですよね。
これって、紙の書籍とデジタル書籍にも近い事が言えるのかも知れませんが・・・ま、結論は人それぞれって言うところでしょう。
そんなわけでワタシは、
どんなにカーナビが充実し、ワタシ自身もその恩恵は沢山受けていますが、やっぱり紙の地図を捨てられないでいるのです・・・