読めない名前

毎年、赤ちゃんの名前ランキングが発表されています。

今年の傾向もまた、イマイチ読めない名前が沢山ランクインしていました。

どのくらい読めないかは、もうあちこちで語られている話なのであえてココでは書きませんが・・・

「読めない名前を付ける」という事が、ワタシにはどうしても理解できません。

ウチには4人の子供達がいますが、「誰でも読める」ということと、「誰でも呼べる」という事を念頭に考えました。

あとは字画の善し悪しと、ある程度その文字の持つ意味、ですね。

仕事柄、毎日沢山の人に会いますし、頻繁に「初めまして」です。

名刺交換などをしたとき、ちょっと読めない人に当たる事があります。

当て字など、読めない名前の名刺をもらうと、どうしても無意識に「ん?」という印象になります。

大抵本人は「自分の名前は読めない」と自覚しているので、「この字で○○と読みます」と、こちらから聞かなくても話してくれる事が多いですね。

しかし・・・

この「初対面の相手に??と思われてしまう」という事と、「ワタシ。○○といいます」と言わなきゃ読んでもらえないという事は、その人の人生にとって大きなマイナスだと思います。

まぁ親が信念を持って付ければどんな名前だって「素晴らしいモノ」だとも思いますが、その名前を一生背負って面倒な人生を送るのは、名前を付けた人じゃないですからねぇ・・・

先日「名字がむずかしい」お客さんと話をしました。

その人は「子供の頃から初見で読んでもらえた事がなかった」そうで、せめて自分の子供には少しでもそういう思いをして欲しくないからと、名前は全部ひらがなで付けたそうです。

そういうもんじゃないかな、と。

そんな話をしていたら。

「え?、でも流行っているのは「個性的な名前」らしいよ」と言われたのですが・・・

・・・流行っているという時点で、個性的じゃないじゃん、と突っ込みを入れたくなりました。

「みんなでiPhone」じゃないですけど、やっぱり日本人は「みんなと同じ」というのが好きなんでしょうね。

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