凍土遮水壁

唐突に何ですが、ワタシ、福島第一原発敷地内での地下水流入を防ぐ手立てとして推進されている、「凍土遮水壁の建設」ってヤツは・・・ちょっと反対です。

土を凍らせて、氷の壁をつくって地下水を防ぐってヤツでしょう?

そんなのできるんかいな??っていうのが、ワタシの印象。

もちろんワタシはこういうことに関しては素人ですから、どんなムズカシイ技術でこれを実現するのかなんて、検討も付かないのですが・・・

素人なりに考えると。

地面に棒を刺して、その棒を冷やして周りの土を凍らせる。棒は等間隔に打ち込んでいくので、棒を中心に子割ったところがお互い繋がって、それが壁になる・・・っていうこと・・・で、良いのでしょうか?

どうして、そんな事で水を止まるのかが、どうしても理解できません。

そもそも土を掘り返すと地下では水が流れているのでしょうから、流れている水をちょっと低温にしたところで、凍るのかな?って感じです。

10歩も100歩も譲って。

無事に、凍土遮水壁が完成したとしましょう。

地下水の流入をせき止めたとしましょう。

その場合、とめられた地下水はどこに行ってしまうのでしょうか??

雨は降るんですし、山があって、海があるわけですから。

水はどこかにあふれ出ると考えるのが自然ではないでしょうか。

ワタシはね、下に出るんじゃないかと思うんですよね。

遮水壁を更にくぐるように、水がもっと地下深くに潜ってしまうという事です。

で、原子炉建屋の地下深くまで流入する・・・と。

余計悪いじゃん!!

・・・というのが、素人考えでした。

でもアレですよね。

この「地下水の流入が云々」っていう話。

これは原子力技術じゃなくて、土木ですよね。

土木ですよ。

歴史と伝統と、世界に冠たる実力を持つニッポンの土木業界が英知を結集すれば、水を止めるなんていうのは何でも無い事のように思えるんですけど・・・いかがでしょうか?

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