噂のベネッセさんからお手紙が来ました。
封筒には、「ベネッセコーポレーションより、重要なお知らせです」と書かれていました。
しかも「速達」。
急ぎなんですね。
ははあ、例の件ですか・・・と思いつつ、開封。
封筒の中からA4サイズ2枚の文書を取り出してみる。
いわゆる「安いコピー用紙」ではなく、手触りの良い、上質な上質な上質紙っていう感じでした。
で、内容は・・・
「個人情報漏えいについてのお詫び」だそうです。
ワタシは特に迷惑かかっているわけではないのでかまいませんけどね。
我が家にこういう手紙が来るっていう事は、何らかのルートでウチの情報がベネットにプールされていて、それがあちこちに出回っているという事なのでしょう。
ま、情報漏えいがドンナモノなのかはニュース番組に任せるとして、ワタシはコンピュータ関連の技術者としての立場でモノを申してみますけど・・・
情報を持ち出した人は、子会社の孫請けの会社に派遣で入っている、SEとやら、だそうですね。
SEってのは、システムエンジニアの事。
そう聞くと「コンピュータの専門家」っていうイメージがありますけど・・・
悪いですけど、「専門家」ではないですよね。
少しでもコンピュータに詳しければ、こんなことしませんよ。
だってバレないはずが、無いですもん。
街の真ん中で子供を誘拐して、身代金要求を携帯で電話して、待ち合わせ場所に自分で取りに行くくらい、すぐにバレるとおもいます。
きっと今回だけではなく、今までにも沢山そういう事をしていたんだろうなと推察できますし。
「コンピュータのエキスパート」だったら、こんな事、しませんよ。
もしくは「ものすごくものすごくエキスパート」だったら、絶対ばれないように情報を抜き出している可能性はありますが、いつかばれない嘘や隠し事っていうのは、無いんですよね。
そういう意味では、こんなばれやすい事でお金を稼ごうなんて思わない方が良いのにね、というのが、この事件を知ったワタシの感想でした。