伊集院光さんの本「のはなしし」を買いました。
「○○の話」というタイトルで書かれた短編を集めたエッセイ集です。
「のはなし」、「のはなしに」「のはなしさん」と来て、4冊目となる今回は「のはなしし」。
「のはなしよん」と呼ばない所が、伊集院さんらしいといいますか、なんといいますか。
基本的にワタシは伊集院さんがニッポン放送でパーソナリティをしているときから好きなので、伊集院さんの印象は「てれびに出ているあの姿」ではなく、何となく斜に構えて独自の視点で物事を考え、的確に表現する所が好きだったんですよね。
ですから著作も読んでいるんですけど、あくまで「小説」ではなく、エッセイですから。
文学的ではなく、「ラジオで喋っているように」書かれています。
本人が意識しているのかどうかはわかりませんが、文章を読んでいるだけなのに、伊集院さんがラジオでその文章を語っているように聞こえます。
テレビより深く喋るのがラジオであり、そのラジオより時間制限無くゆっくり書かれているのが「のはなし」です。
ラジオの伊集院さんが好きな人だったら、おすすめだと思いますね、ハイ。