iPhoneしかり、Androidしかり。
音声検索の技術は、ここ数年で飛躍的に伸びたような気がします。
ちょっとまえに流行ったViaVoiceなんかも頑張っていましたが、はじめに自分の声のクセを登録する「ディクテーション」を行うだけでも面倒・・・
それに比べて現代の音声検索は、方言が強かろうが何だろうが、普通に喋れば大抵間違えのない文字として出力される。
しかも速い。
これはスゴイ事ですよ。
ViaVoiceの頃はライブラリの州力にも限界がありましたから、すべてのイントネーションを解決するわけにはいかなかったのでしょう。処理速度も今よりはるかに遅かったわけですし。
今の日本語変換って、例えば「お茶が熱い」、「今日は暑い」、「本が厚い」など、おなじ「あつい」でも前後の文脈を考えて変換してくれるんですよね。
音声変換の技術的な事は存じ上げませんけど、どうも見ていると「今日は」に対する「アツイ」がどの「アツイ」なのかなんていうのを、インターネットで事例を検索しているように思われます。
だからこそ、最近のごく新しい言葉や、デビューしたばかりのタレントさんの名前もイッパツで変換してくれちゃうのではないか、と。
そうなってくると、ATOKなどの連文節変換に勝ち目はあるのかっていう話にもなってきてしまいますが・・・
でも、少なくてもワタシは今のところ、音声変換で文字を入力するよりも、キーボードを叩く方が数倍速いのです。
でもいつか、逆転される日が来るのかも知れないなぁ・・・
そうなったら、文章入力は名実共に「日本語変換」ではなく「日本語入力」という事に・・・なりますね。