「講釈師、見てきたようなウソをつき」という表現を聞きました。
なるほどなぁ、と納得してしまいました。
講釈師の方と言えば、ハリセンをもって流々とした言葉を紡いでいく話芸の真骨頂といった感じですが、まさにそういう様を表すナイスな言葉だと思いました。
「見てきたようにウソを」と言われると、ずるが師憩い様をうたったようにも聞こえてしまいますが、そうではありませんよね、コレ。
話芸の真骨頂を極めた表現っていうのを、一言で表してみたときに、
「講釈師、見てきたようなウソをつき」
という言い方がマッチする・・・んじゃないかな、と。
車の運転をしながらラジオでこの言葉を聞いて、妙に納得したのでありました。