ここ数年毎年行われている「ゆるキャラグランプリ」が、今年も開催されまして。
今年のグランプリは、静岡県浜松市のキャラクターである「出世大名家康くん」になったそうです。
全国、1700体以上も参加する大会の優勝が、コレか・・・といいたくなるようなキャラクターです。
少なくてもワタシには、3位のふっかちゃんの方が何倍もステキに見えました。
だいたい、このゆるキャラグランプリっていうのは、システムがおかしいんですよ。
投票期間が8月から11月までというロングスパンだし、「ひとり1票」じゃなくて、「ひとり1日1票」なんですよね。
もっというと、「ひとメールアドレス1日1票」なんですよ。
ワタシなんてスマートフォンだけでもメールアドレスが7つ設定してありますから・・・
ワタシひとりで7票投票できます。それも毎日。
・・・これ、市町村より県とか、そういう大きな組織で毎日欠かさずに投票させたところが優勝するんじゃないの??
人気投票じゃなくて、組織票で優勝させるっていう商業的なシステムなんじゃ無いの??、と。
なーんかそう考えると、投票するのも、結果を聞くのもアホらしいですよね。
優勝しようと思えば、出来ちゃうじゃん。
ワタシなんて自分でドメインも持っていますから、作ろうと思えばメールアドレスを100個でも1000個でも作れちゃいます。
市役所や県庁の職員は全員メールアドレス持っているんでしょうから、さらにサブアドレスをひとり10個ずつあたえて、仕事中に毎日ひとり10個のアドレスから投票させちゃう場、きっと優勝できるんじゃ無いでしょうか。
それでも優勝できなったら、ひとり20個でも30個でも。
そんなのインチキだっていわれちゃうかも知れませんけど、市役所の職員が全員で1日1票投票し続けているというだけで、もはや「人気投票」ではなく「組織票グランプリ」でしょう。
なんだか・・・ばからしい。
きっとゆるキャラグランプリは来年も行われるんでしょうけど・・・
参加していない傍観者のワタシたちにとっては、ただの空虚なお遊びにしか思えません。
これで上位に入る事で、儲かる人がいるっていう事でしょうか。
ま、ワタシにはいささかも関係の無い事で、ございます。
何だかなぁっていう目で、ニュースを見てしまいました。