縮退

一般的にはあまり聞き馴染みがないものかも知れませんが、「縮退」という言葉があります。

広辞苑の第六版を引いてみると、縮退とは、

「ちぢみ退くこと。恐縮してしりごみすること」

と、あります。

その他にも「量子力学」における解釈とか、「金属電子や極低温におけるヘリウムのように、古典統計法では記述できない粒子の状態」とか、「分子遺伝学で、1種類のアミノ酸に対応して複数の遺伝子コドンが存在すること」

・・・などなど、ワタシの頭ではとても理解できない解説が沢山ありました。

で、ワタシが何故「縮退」という言葉を使うのかというと、サーバーでRAIDを組んでいるハードディスクに不具合が発生したときに「縮退状態である」という表現をするからです。

正確には「故障した」と言うより、故障した部分を切り離してこの利の部分だけで利用している状態を指すらしいのですが・・・

最近でも「縮退」という言葉にようやく慣れたモノの、「故障」って言えば良いじゃん!、という思いは否めません。

ま、専門用語ってのは、得てしてそんなモノなんでしょうな。

ガンはなぜ自然退縮するのか―ガンは治る!驚異のメカニズム「アポトーシス」
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