親不知

カミさんが奥歯が痛いって言うんで歯医者さんに行ったら、「親不知」が変な方向に生えようとしているよ、と。

・・・結局カミさんは親不知を抜いたんですけど、まぁそれは良いとして。

ワタシが引っかかったのは、この「親不知」という名前です。

「親」が「おや」なのはわかりますが、「不知」で「しらず」と読むのか??、と。

当て字なんですかね。

念のため広辞苑で調べてみたところ、

・幼い時から他人に養われ、または孤児となって、生みの親の顔を知らないこと。また、その子。

と、ありました。

「歯」じゃなくて、本当に親を知らない子を指す言葉なんですね。

また、別の意味として、

・波が荒くて、親は子を、子は親をかえりみる暇もないほどの危険な海岸をいう。特に、新潟県糸魚川市にある約5キロメートルの北陸道の険路にこの称がある。

というのと、

・親不知歯の略。

というのがありました。

「親不知歯」??

ワタシ達がよく口にする、奥歯の「親不知」というのは、「親不知歯」の略語だったの??

・・・それは知らなかったなあ。

単に「親不知」というだけだと、歯ではなくて本当に親を知らないこのことを指してしまうって事か。

うーん、注意しよう。

・・・でも、未だかつて「親不知歯」っていう言い方をしている人に、会ったことが無いんだよなあ・・・

週刊おくのほそ道を歩く 親不知
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