口に出してはよく使う言葉なのに、文章にするとあまり見慣れない、書き慣れない文字というものがあります。
先日仕事中に「これなんて読むんだ?」と聞かれたのは、「専ら」という時でした。
「もっぱら」ですね。
これは国語の授業でも習う、「ポピュラーな読みにくい文字」です。
ワタシは一応毎日このブログを更新しているのですが、こんなワタシのつたない文章ですら、読みにくい漢字は極力使わないように心がけています。
しかし、最近は文章を書くのにパソコンやスマートフォンで書いてしまう人が多いため、書き手の語彙にない言い回しをしたり、おまえ普段は絶対そんな漢字使わないだろうって言う文字を書く人が、割といるようです。
最近見た「おまえ手書きじゃそんな字、使わないだろう!」な文字は、
「尤も」
とか、
「吃驚」
です。
読めます、これ?
「尤も」は「もっとも」と読みます。
辞書を引いてみると「もっとも」は「尤も」でも「最も」でも良いようで、ワタシは「最も」の方が馴染みがあります。
また、
「吃驚」に至っては、手書きの文章でこの字を使っている人を見たことがありません。
変換すると割とよく出てくるのでビックリなのですが、こんなのたまたま変換したらこの字が出てきて、そのまま気に入って使っているだけのような気がします。
ちなみに「吃驚」は「ビックリ」と読みます。
どう見ても、当て字。
ビックリですね。