コンピュータに関する仕事をしているワタシは、割と頻繁に使う言葉で「しきい値」というモノがあります。
手で書くときにも「しきい値」と書いていましたが、どうやら漢字で書くと「閾値」なのだそうで。
例えばハードディスクの寿命を測定する場合、どのくらいの時間稼働しているかや、代替えセクタをどのくらい消費しているのか、などを調べます。
そのときの目安となる「リミット」的なモノが「閾値」です。
ある数値がしきい値を超えてしまうと、そのハードディスクは故障、もしくは近日故障すると判断します。
そんな身近な存在である「しきい値」なのですが、日常生活では全く使わない人も多いようで。
ウィキペディアによるとしきい値とは「境目となる値のこと」とあります。
生物学や心理学、物理学や工学など、学術用語としては定着しているそうです。
また、日立ソリューションズのIT用語辞典によると、
「プログラムにおいて、しきい値はとはプログラムを制御するために一意に決めることが難しいパラメータに対して使用される」とあります。
まさにこれです。
何気なく「しきい値を超えてるなあ」なんて使っていましたが、特定のジャンルでしか使っていない言葉のようですね。
お客さんにご説明する場合、単純に「故障です」というようにしましょう。
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