「トタンの苦しみだな」という人がいまして。
真っ先に頭をよぎったのは波板のトタンです。
小さな小屋の屋根が浮かびました・・・が。
まあ、違いますよね。
さっそくインターネットで検索すると・・・トタンは「塗炭」なんですね。
広辞苑で「塗炭」を引いてみると、「泥と炭の意味。極めてきたないものの例え」とありました。
もうひとつ、
「泥にまみれ火に焼かれるような極めて苦痛な境遇」ともありました。
これですね。
とてもとっても苦痛な境遇とその苦しみ・・・と言ったところでしょうか。
塗炭の苦しみ。
意味を考えると良い言葉では無いのでしょうけど、語感はいいですね。