昔々のその昔、プログラム言語としてCOBOLが隆盛を極めていた時代。
今現在の言語体系を考えると、当時のCOBOLなんてえらい簡単だったなあと思ったりもしますが、まあワタシもあの当時は当時で、苦労して覚えた記憶があるのでそれは良しとして。
COBOLって、最初の1行目に「見出し部」を書くんですよね。
identification division、ってヤツです。
何十年かぶりに書いたな、これ。
先日「IDナンバーのIDって、何の略だろう?」という話になり、identification であるという事にたどり着いたことで、数十年ぶりに「identification」を思い出したのです。
identification は、「識別」という意味だそう。
division は、そりゃまあ「分割」ですよね。
と言う事は、identificaion division は、「識別分割」「分割識別」とか。
そんな意味?
まあ確かに、見出し部に書くのはプログラム名や作成者、作成日時だったりしたと思いますが・・・「識別分割」っていう言い方はどうなんだろう・・・と。
数十年ぶりに突っ込みを入れてやりたくなりましたが、聞いてくれる人がいなそうだったので、ここに書きました。
これからの人生で、きっとCOBOLを書くことはもう無いんだろうなあ・・・
今日が人生、最後に打った「identification division」になったかも知れません。