先日、新潟でおなじみの「へぎそば」には布海苔が入っているという話を聞き、なるほど、蕎麦100%や蕎麦と小麦粉だけでは無いのか・・・と思ったんですよね。
で、気になったのは、布海苔ってのは何だっけ?、と言う事。
わたしが「ふのり」という言葉を聞いて真っ先に思い浮かぶのは、障子の張り替えです。
障子紙を貼り替える時に使用するのりって、ふのりって言いませんでしたか??
と言う事で、調べてみました。
蕎麦に入っている「ふのり」は「布海苔」ですね。
ウィキペディアによると、「紅藻綱フノリ科フノリ属の海藻の総称」とあります。
海藻なんですね。
そして、
「乾燥フノリは数分間水に浸して戻し、刺身のつまや味噌汁の具、蕎麦のつなぎなどに用いられる」とあります。
刺身のつま!!、あれがふのりか!!!
「お湯に長時間つけると溶けて粘性が出るので注意が必要である」とも。
なるほど。粘性がでるので、障子紙を貼るのに使っていると言うことかな??
でも、障子紙を貼ったりする「糊」は、小麦粉とかデンプンだったりしたような・・・
でも、「フノリは古くには食用よりも糊としての用途のほうが主であった」とも書いてあるので、やっぱり障子紙を貼るふのりとは、この布海苔のことのようですね。
そうか、海藻か。
昔の人はよくそういうのを見つけたものだなあ。