よく宝くじ売り場に行くと書いてあるのが「一粒万倍日」です。
ひとつぶ、「一粒」とかいて「いちりゅう」と読むんですよね。
いちりゅうまんばいび、です。
一粒が万倍ですから。
広辞苑には「一粒万倍」が掲載されていました。
「少しのものもふえて多くの数になるたとえ」そして「少しだからといって粗末にはできない」とあります。
そして一粒万倍日。
こちらは暦の話。いわゆる「選日」のひとつです。
一粒が万倍の日ですから。
お店の開店、仕事始め、植物を植える、種をまく。
何かを始めるにはうってつけの日、と言う事になります。
そこに引っかけて、小さく買って、大きく儲ける「宝くじ」を買うのにもうってつけ、と言う事にしているのでしょう。
ちなみに、一粒万倍日はだいたい月に一回あります。