身上

「身の上話」っていう言い方があるじゃないですか。

自分の身上について打ち明ける話ですね。

この「身上」、「身上」と書いて「みのうえ」と読むのかと思ったら、「みのうえ」は「身の上」って書くんですね。

「身上」は「しんしょう」だそうです。

福島県会津地方の民謡で「会津磐梯山」っていうのがあります。

小原庄助さんが朝寝、朝酒、朝湯が大好きで、それで身上を潰した、っていうアレです。
あの場合の「身上潰した」は、確かに「しんしょうつぶした」と歌われています。

そうか、身の上を「身上」と書いてしまうと、「しんしょう」になってしまうのか・・・と。

送り仮名のことを考えれば当然なのかも知れませんが、今更ながらそう気がついたのでした。

社会福祉士がつくる身上監護ハンドブック〈2016〉

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