コンピュータ業界でお仕事をしている人は、多くが情報処理試験に合格しています。
情報処理系の授業が多くある商業高校や工業高校はもちろん、専門学校、大学、社会人も、沢山受験しています。
中でも有名なものが、独立行政法人情報処理推進機構が主催する基礎的知識・技能をみる「基本情報処理技術者試験」です。
結構できる高校生や、専門学校生などが取得をめざす資格です。
基本と付いてはいますが、結構たくさんのお勉強をしないと合格できない、広範囲な知識が必要な試験です。
こういう資格を取得するために、専門学校に進学する人は沢山いると思います。
コンピュータの仕事は、運転免許証のように「情報処理の資格が無いとできない」ものではありません。
ですから「資格なんて別にいらない」というひとも多くいますし、そこは重視しないという企業も沢山あると思います。
しかし、たとえ基本情報処理試験であっても、相当量の勉強をし、コンピュータにまつわる新旧多大な知識を吸収しなければ合格は難しいため、「ちゃんと勉強をしてきた」とか「ある程度頭の回転が速い人物」という証明には成ろうと思います。
学歴、みたいなものでしょうか。
私も色々な資格は持っていますが、こういうメジャーな国家試験は学生のうちに取得しておく事をオススメしています。
仕事をしながらまとまった勉強時間を取るのは、大変難しいですから。
コンピュータの技術者を目指すなら、まずは基本情報処理者試験に合格しておく事ではないでしょうか。