晴天だったのが一変して、突然の雷と豪雨が、というのはよくある話。
特に昔から言われているように、雨が降り出す直前の「曇り空」での落雷は、被害も甚大でまったく始末に置けません。
「昨日の雷はすごかったね」なんて会話がある日には、必ず電話が殺到します。
「インターネットにつながらないんですけど」
「パソコンの電源が入りません」
「なんだか赤いランプが消えないんですが」などなど・・・
中でも一番多いのがインターネット、ネットワークの問題。
「ページが見つかりません」と出てしまいます、というヤツです。
ケーブルテレビでの接続やADSLなど、いわゆるブロードバンド接続の場合、ご自宅に「モデム」という機器が設置されています。そこにパソコンをLANケーブルで接続して、インターネットにつなぐ、という理屈で動作しています。
「雷がゴロゴロ鳴り出したから電源のコンセントを抜いてしまおう」というあなた。賢明な判断です。
雷が来たらどうすれば良いの?、という質問はたくさんいただくのですが、当然、コンセントを抜いて外界と遮断してしまうのが一番合理的ですね。
しかし、問題はインターネットです。
インターネットの線もまた、電話回線やケーブルテレビ回線によって外につながっているのです。
「電源コンセントはちゃんと抜いておいたのにインターネットにつながらなくなってしまった・・・」というあなた。大抵はこのモデムが壊れてしまっているようです。
モデムの故障の場合には、機器がレンタルでしたらケーブルテレビ会社やNTTなどのネットワーク会社が無償で交換してくれます。
モデムを買取でご利用の方は、残念ながらもう一度モデムを用意する必要があります。
モデムを交換してもまだインターネットにつながらないという方は、モデムだけではなく、そことつながっているパソコンのLANポートも壊れてしまっているケースが多いようです。
LANポートはマザーボードと一体になっていることが多いので、修理を依頼すると5万円とか6万円という請求が発生します。
そんな時には修理ではなく、改めてLANボートを増設して対応することをお勧めします。業者さんに作業を依頼しても、部品代を含めて数千円でできると思いますよ。
それを機に買い換える、というのもアリですが、まずは専門家にご相談を。
もちは餅屋、ですよ。
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