いやはや、三菱電機が撤退と言うべきか、まずは三菱が撤退と言うべきか。
もちろん買った人へのサポートは続けるようですが、とにかく売上は落ちていたそうで。
三菱電機の携帯電話と言えば、最近は主にNTTドコモだけで見られました。
D905iとか、そういうヤツです。
いわゆるDシリーズを作っていた三菱。
そういえばワタシが初めて買った携帯電話も三菱電気製でした。
平成18年度の出荷台数は約300万台。
日本のメーカーで一番売れているシャープ製の携帯電話はおよそ1500万台を出荷したそうですので、5分の1ですね。
シャープ、すごいですね。
すごいですけど、日本のメーカーで一番売れているシャープですら、1500万台なのです。
世界の携帯電話メーカーのシェアはフィンランドのノキア、アメリカのモトローラ、そして韓国のサムスンが席巻しています。
サムスン製の携帯電話は最近日本でもソフトバンクから発売していますね。
サムスンの年間出荷台数は、およそ1億5000万台だそうです。
・・こりゃ今から追いつくことは不可能なんじゃ・・・。
単純に「数で勝負」ではなく、レベルの高い、技術の高い、多機能な端末を作ることが得意な日本のメーカー。
それ故に、今はシンプルで安い携帯電話を作っているモトローラなどに負けています。
ただ、何時までも世界中がシンプルな物で良い、という時代ではないと思います。
近い将来、世界中の携帯電話ユーザーが「もっと高機能なものが欲しい」といいだす日が、意外と近いところまで来ているのではないか・・・と。
そういう淡い期待をもち、日本のメーカーにはますます頑張ってもらいたいものです。
ワタシも次に買い換えるとき、また日本メーカーの製品を選びますので、頑張ってください。
国内の企業が頑張らないと、ワタシも世の中もいつまでもビンボーですので・・・。
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