テレビを見ていたら。
ミネラルウォーターのCMが流れていました。
そのミネラルウォーターはスーパーでペットボトルに入って売っているようなモノではなく、もっと大きな、タンクのようなボトルに入っているモノが定期的に配達されてくる、というシステムでした。
「重いペットボトルを持って帰ってこなくても、定期的に配達」とか何とか。
そんなことを言っていました。
こういうのは今や当たり前のことなのかも知れませんが、ワタシにとっては結構なサプライズでした。
別に「水が配達されてくる」という事に驚いたわけではありません。
もっと根本的なところ。
そんなにみんな水を買うのか!?・・・というところに驚いたわけです。
何を今更といわれてしまうかも知れませんが、水なんざ水道をひねれば普通に出てくるじゃないか、と思っている田舎者のワタシ。
水道代ではなく、「水を買う」と言うこと自体、理解ができません。
外にいて、のどが渇いて何か飲み物を買うとしましょう。
そんな時にも水は買いません。
ま、お茶ですね。大差ないのかも知れませんが。
もちろん美味しいのはわかります。理解しています。
それでも。
なんだか水をペットボトルで買うなんて言うことがアホらしくて仕方がありません。
ウチは365日、冷蔵庫を開ければ水だしで麦茶を作っているので、実際には水道水をそのまま飲むよりも、麦茶を飲んでいることの方が多いのですが、この麦茶だってもとは水道水です。
でもまぁ、この理屈は我が家のような田舎だから通るのであって、東京ではやっぱり水は買うモノなんだろうな・・・と。
そのように納得していました。
しかしこの間テレビを見ていたら、「東京都の水道水が美味しくなった」という特集が。
普通に街を行き交う人に「どちらが美味しいですか」というアンケートを採っていました。
ひとつはよく売られているミネラルウォーター。もうひとつは東京都の水道水です。
するとなんと、水道水の方が美味しいと答えた人が過半数を超えたのです。
ある程度「まずくない」モノであれば、後は“気は心”何じゃないのかなぁ・・・と。
そのように納得してみました。
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