夜、会社の帰りに車で走っていたら、突然道路の真ん中に、犬がたっていました。
通勤距離が長いワタシは、道路の真ん中で犬や猫が事故にあっている姿を頻繁に見かけます。
道路を渡ろうとして、ふらふら車道に出てきたところに車が走ってきて、あわてて逃げ出す犬なんていうのも、よくある話しです。
ところが。
今日見かけた犬は、道路の真ん中にたって、じっとこちらを見ていました。
こちらは走っているわけですから、犬がどんどん近付いてきます。
子犬ではありません。
結構大きな犬でした。
どちらかと言えば「野良犬」という言葉では片づけられない、堂々とした品格がありました。
誰かに飼われていた犬なのかも知れません。
じっとこちらを見つめています。
ワタシもその道を通らないわけには行かないので、徐々に減速しながら犬に近づいて行きます。
それでも、逃げません。
結局徐行して3メートルくらいまで近づいても逃げないので、ワタシが対向車線に大きくはみ出し、よけることにしました。
そのまま犬を通り過ぎ、走りながらバックミラーで後ろを見ると、その犬も振り返り、こちらを見つめていました。
何ともはや・・・
不思議な気分です。
虫の知らせならぬ、犬の知らせ!?
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