SONYが運営するプレイステーションネットワークから、顧客データが流出したと発表されました。
その数、なんと7700万件!
顧客名のような基本的なモノから、もしかするとクレジットカードの番号まで流出したかもしれない、と。
7700万件のうち、大半はアメリカらしいんですけど、もちろん日本でも。
まだ最終的な内容は出ていないようですが、7700万件の流出というのは、前代未聞の規模のようですね。
アメリカでは早速SONYを訴えた人がいるとか。
アメリカ人さんは訴えるの好きだからなぁ・・・
と、まぁそんなことはさておき。
問題は「なぜ流出したか?」です。
もちろん「間違ってデータを落としました」なんて事はあり得ませんから、おそらく何者かが不正に侵入し、データを持ち去ったモノと思われます。
「不正に侵入」とはいっても、ルパン三世やモリアーティー教授のように、屋根裏から侵入するとか、そういうことではなく、外部からネットワーク回線を使い、サーバーに侵入を試み、ファイヤーウォールを破られた、と。
まぁそういうことでしょう。
大量の顧客データを抱えた会社だからこそ、狙われたという側面もありますが。
破られてしまうセキュリティだったから悪い、と言うこともあるでしょう。
ただ、こういうセキュリティっていうのは「守る側」よりも「破る側」の方が有利なんじゃないかな・・・と、思うんですよね。
「解きにくいパズルを作る」より、「解きにくいパズルを解く」ほうが、人間チャレンジしたがる人も多そうですし、そういうことに「燃える」人がいるモノです。
しかも「その相手に対して良い印象を持っていない」としたら、なおさら「やってやる」になってしまいます。
SONYの7700万件は、「SONYファン」も多いですけど「敵」も多いって事なのでしょう。
アメリカや日本で成功しているSONYのプレイステーションネットワークを面白く思っていない人は、いるのかもしれませんしね。
何はともあれ。
日本人として、世界で頑張るSONYのネットワーク。
大きな問題なく収束してくれることを祈らずにはいられないなぁ、と。
そんな「事件」でありました。
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