パソコンスクールでは、デジカメの教室も行います。
しかし、これは「いかにして良い写真を撮るか」・・・ではないのです。
写真の撮り方はカメラやさんにお任せします。
うちで注力するのは、「撮った写真をいかにしてパソコンに取り込み、管理するか」という所です。
最近ではデジカメを持っている人は多いモノの、撮った写真をちゃんと管理したり、バックアップをきちんとしている人って、意外と多くないようなのです。
「そう言うの、よくわからない」と言われてしまいます。
そこで。
パソコンの中にフォルダを作り、メモリカードから取り込み。
ジャンル分けなど、適切に管理をして、CDやDVDにバックアップをする。
そういうのって、カメラやさんよりもパソコンやさんの仕事だと思うんです。
カメラやさんはもちろんパソコン操作くらいできるのでしょうが、「撮った写真は現像し、CDに焼いて差し上げます」というのが商売でしょうから、自分で行えるようレクチャーするのは、商域を狭める行為だと思うんですよね。
しかし、こういう管理方法こそ、知りたい。
そういう声は、多いのです。
でも・・・
実は教えるのは大変なんです。
パソコンの「基礎」を理解している人なら簡単なのですが、インターネットやエクセルを使っているだけなんていう人に、フォルダとファイルの意味や、階層構造が何かるかを説明するのは、至難の業です。
特に「ケータイ世代」では無い方々にとって、英語で聞いているのと一緒だ、などと言われます。
まぁそれでも「ちゃんと使えるようになるように」ご説明できるのがノウハウなのでありまして。
きっとこう来ると、ああ来る。ああ来るなら、こう返す。
自称、実は結構、頭をつかっているのであります。
あ、ちなみにパソコンスクールでは「デジカメを買う時に迷わないよう、カメラの仕様の見方や、専門用語の解説」なんかも行います。
結局こういう「何を教えるか」って言うのは、受講される方が「何を知りたいか」という声を聞いて、構成していくんですよね。
こうしてまた、ノウハウがひとつ蓄積されるのでありました。
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