いやはや・・・
「週刊漫画サンデー」が「隔週刊漫画サンデー」になった頃から、大丈夫なのかなぁと思っていたんですよね。
代表作品の「静かなるドン」が最終回を迎えると聞いたときに、この本は存続する出来るのか・・・と不安に駆られたモノですが・・・やっぱりダメだったようです。
ちなみに皆さん、当然ご存じだと思いますけど。
小学館の「週刊少年サンデー」ではなく、実業之日本社の「漫画サンデー」の話です。
実業之日本社の週刊漫画サンデーは、1959年創刊、54年、2795号。
ここ最近の話題作と言えば、やっぱり「静かなるドン」でしょう。
なんと創刊1959年というのは、週刊少年マガジンや週刊少年サンデーと同じ年だそうです。
漫画部門が廃止されるというわけではないので、コミックスは出続けるらしいのですが・・・
なんだかひとつの時代が終わってしまった感です。
これで漫画で楽しみなのは「週刊漫画ゴラク」くらいになってしまったなぁ・・・
漫画サンデーが休刊してしまうとなると、「湯けむりスナイパー」や「蒼太の包丁」はどうなってしまうんでしょう?
「まるごし刑事」も好きだったんですけどねぇ・・・
・・・スミマセン、マニアックな話で。
しかしまぁ、これが参勤良く聞く「本離れ」ってヤツなんですね。
小説だってノンフィクションだって。
新聞だって良い。
勿論漫画だって良い。
ちゃんとした作品の。
「活字」を。
「読む」事がどれだけ大切かって・・・みんなもっと気がついて欲しいなぁ。
特に小学生、中学生、高校生。
プロの作品って言うのは、ワタシを含めた素人の書く文章にはない、多くの語彙や、表現方法が詰まっているわけです。
プロの文章は豊かな日本語の宝庫です。
そういう文章に慣れ親しんこないと、いざ文章を書くと言うときに、どうしても表現が稚拙になってしまいます。
ですから若者よ、もっと「漫画でも良いから、ちゃんとしたプロの書いた文を読め」と、ワタシは言いたい。
という訳で。
ひとつの漫画雑誌が休刊になるというのは、理由はどうあれ、
寂しいなぁ・・・
なのであります。
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