朝、会社に向かう道中の話。
ワタシは普通に、運転をしていました。
特別広い道ではありませんが、オレンジのセンターラインが引かれている国道です。
交通量もそこそこありますし、道幅も狭くはありません。
そんな中、ワタシは「こっちからあっちへ」向かって走っていました。
すると、対向車線を「あっちからこっちへ」向かってくる、乗用車のおばちゃんが。
当然このまま走るとワタシとすれ違うのですが・・・
このおばちゃん、突然停車しました。
急ブレーキではないのですが、特に方向指示器をつけるわけでもなく、左に寄るわけでもなく。
単に「すーっ」と停車しました。
例えるなら、見渡す限り田んぼの田舎道で、軽トラが突然止まるような。
そんなイメージです。
今考えると、その当たりにクリーニング屋さんか何かあったような気がするので、の店に用事があったようで停車したのだと思います。
しかし端から見ると、単純に道路の真ん中で突然止まったように見えました。
ふーん、こんな所に止まると危ないなぁ、と思ったワタシ。
ワタシはすれ違いざまに、ハンドルをちょっと左に切りながら通り過ぎようとしました。
突然道の真ん中付近で停車しちゃう方ですから、突然ドアを開けて出てくるかも知れませんからね。
いざ、わたしの車とすれ違う瞬間に・・・
対向車線、そのおばちゃんの後ろから走ってきたワゴン車が、このおばちゃん乗用車に追突しました。
それこそベタですが、音で表現すると「どーん!!!」であり、「がーん!!」です。
乗用車のテールランプや、ワゴン車のライトなどが、吹っ飛びました。
そしてなんと、吹っ飛んだプラスチックの破片達が、対向車線を通過しようとしているワタシの車のフロントガラスに「がん、がん、がん、がん」とあたりました。
うわわわ!!!!
と、思いましたが。
幸い大きな塊は飛んでこなかったので、ガラスに色んなモノがバカバカぶつかった程度で済みました。
ワタシも停車しようとしたのですが、バックミラーをちらりと見ると、乗用車もワゴンも「べこっ」とへこんではいるモノの、乗っている人たちに影響はなさそうです。
仕事に遅れるワタシは、そのまま走り去りました。
だってワタシ、事故には関係ありませんから。
おっそろしいですよね。
ワタシが車じゃなくて、徒歩だったら。
自転車だったら。
バイクだったら。
結構なケガをしていたと思います。
これ、きっとこの後警察が入り、追突したワゴン車の「前方不注意」という事になるのでしょうが、突然信号でもなんでもない国道の真ん中で停車していた乗用車にこそ、大きな責任があると思うのですが・・・止まっている乗用車に追突したワゴン車っていう構図になってしまうのでしょう。
なんとなく、ちょっぴり可哀想です。
皆さん、運転は気をつけましょうね。
スポンサーリンク