コンピュータ業界には沢山の有名人がいますが、中でもとっても有名な人に、アラン・ケイという方がいらっしゃいます。
1940年生まれ。
アメリカの計算機科学者。
この「計算機科学者」という表現が、時代を感じさせますよね。
今だったらシステムエンジニアでしょうか。
何せ1940年生まれですから。
1960年代には、もう第一線でバリバリコンピュータ業界の人だったわけですね。
しかしこの頃は、まだパソコンというモノは存在しません。
それこそ昔の映画に出てくるような、部屋いっぱいの巨大なコンピュータを「計算機科学者」達が操作している時代です。
そんな時代に、このアラン・ケイさんは「いつかコンピュータは個人向けに」と考え、「個人が使えるコンピュータとはどういうモノか」考え、それを「ダイナブック構想」としてまとめた人です。
ちょっと大げさに言うと、現代のパソコンの基本コンセプトを考えた人。
東芝がこのアラン・ケイの「ダイナブック構想」を実現しようと、自分たちの開発するノートパソコンに「ダイナブック」の名を付けたというのは、有名なお話です。
ワタシはプログラムの勉強、ほとんど独学だったので、当時はオブジェクト指向の本を沢山読んだんですよ。
BASICやアセンブラやCOBOLなどはそうでもないのですが、Cの勉強をしていると、「オブジェクト指向プログラミング」と「アラン・ケイ」の名をけっこう見かけたモノです。
まぁアラン・ケイさんっていうのは、そんな人ですね。
で。
ちょっと長くなってしまいましたが、今日書きたかったのはここから。
先日ラジオを聞いていたら、
「明日のゲストは、アラン・ケイさんでーす!」というではありませんか!!
えええっ!!!
アラン・ケイがラジオにゲスト出演!!?
ひっくり返るほど驚いてしまいました。
もうすぐ73歳。
すぐにインターネットで調べてみたら・・・
「アラン・ケイ」ではなく、元宝塚の「安蘭けい」さんでした。
ワタシ、この「安蘭けい」さんっていう人、まったく知りませんでした。
元、星組のトップスターですって。
なるほどね。
ま、そんな聞き違いをして「安蘭けい」さんの存在を知る事が出来たというところが、ラジオの良いところ、という事で。
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