OCNに外部からの不正アクセスが発生したとの発表がありました。
OCNメールやマイページなどに不正アクセスがあり、メールアドレスや暗号化されたパスワードが最大で400万件流出した可能性がある・・・と。
そんなニュースでした。
ここしばらく、OCNを利用しているお客さんから「突然メールが使えなくなった」といった、メールやパスワードの変更に関する不具合が何件かあったんですよね。
先日お伺いしたお客様の話。
「メールが使えない」というので、色々と調べてみたモノの設定やパソコン側のシステムに不具合は何もない。
ワタシもプロですから、絶対に「こちらは悪くない」と認識し、OCNに問い合わせをしてみたところ・・・
明確に答えてはくれませんでした。
しかし、しつこく聞き、遠回しに答えてくれた事を継ぎ接ぎして理解してみると・・・
「ウチのお客さんのメールアドレスやパスワードが正常な使用方法ではない使われ方や挙動があったということで、OCNがお客さんに断らずにパスワードを変更した」、ということでした。
もう一度言いますが、これはあくまではっきり答えてくれない話を継ぎ接ぎで理解した意訳です。
「OCNはなにやら怪しい事になっているので勝手にパスワードを変更するなんて事をしているんだな・・・大丈夫か?」、と。
お客さんとそんな話をしたのを、思い出しました。
で、今回のニュース。
「最大で400万件流出した可能性がある・・・」と。
という事は、「400万件流出した」のでしょう。
最近、この手の不正アクセスが多いなぁ。
きっと世の中のどこかで、情報を盗み見てほくそ笑んでいる人が・・・いるんだろうなぁ。
結局自分の身は自分で守らなきゃいけないのはよくわかるのですが、クラウドコンピューティングが当たり前になろうとしている昨今。
Windows8.1もSkyDriveとの連携が当然という前提になっている事も含めて。
こんなに危ないインターネット上にデータを預けるのって、本当に大丈夫なのだろうか?
あらためて、疑問に思ったりもするのでありました。
結局データは自分で保管しておくのが1番・・・なのかも知れませんね。