先日お客さんの所に行ったら、10センチ×2センチくらいの木材を交差させた部品のようなモノが置いたありました。
その家は建築屋さんですから、気を使った加工品が置いてある事にはナンの疑問も無いのですが。
「それ、なんですか?」と聞いてみた所、
「これ?、これはカツオギだよ」、との答え。
か、かつおぎ???
ワタシの拙いボキャブラリーには無い言葉です。
「神棚に飾る部品だよ」
神棚の部品??
ますますわかりません。
で。
家に帰って、さっそく辞書を引いてみた所・・・
かつおぎとは、「鰹木」って書くそうで。
広辞苑によると「神社本殿などの棟木の上に横たえ並べた装飾の木」とありました。
さらに「形は円柱状で鰹節に似る」と。
なるほど・・・
神社の屋根の部分ですか。
言葉で伝えるのはムズカシイので、興味がある方は画像検索していただきたいのですが・・・
「鰹木」なんていう言葉は、人生で初めて耳にしました。
世の中、まだまだ聞いた事無い言葉だらけです。
まぁ今回ここでこれだけ「鰹木」って書きましたので、今度はワタシも、神社に行った際には「アノ部分を鰹木っていうんだよ」なんて。
知ったかぶりが出来るかも知れません。